Catalog
Volen lui namidagg.
Information.
Release date : August 17, 2007.
price : ¥1,500
produced by zephlabel
directed by ballistyx
a&r : synk
mastered by HIR(cosihikari/underground)
designed by zema(cosihikari/underground), synk
special thanks : haru*nya, miromu, gs, okutowa, rg, beauty-perfume
TrackList.
- window - ウエノユウキ
- Night After Night - Yamajet
- geological echo - KC-roomin'
- thick water - siromaru
- midnight grass - xarva
- sigh - Daisuke Anayama feat. Aki Misawa
- Five o'clock - 少年Q
Post script
zephlabelが贈る3枚目のコンピレーションアルバムは、「肩の力を抜いて聴ける、耳触りのいいアルバムを作りたい」というコンセプトを基に制作され、出来上がりは茹(う)だる様な暑さが続くこの季節に聴くのにピッタリな作品となっています。
タイトルとなっている"Volen lui namidagg"を直訳すると「怠惰なる午後」という意味である。
本来、「怠惰」という言葉は一般的には「だらしなさ」を彷彿とさせ、どちらかと言えばネガティブな意味合いで捉えられますが、貴重な時間を使って、微睡(まどろ)んで放心してみたり、無意識下で考えを浚(さら)ったりするのも、一種のリラックスとしてあるだけでなく人間ならではの贅沢な行為として成立するのでないか…、という部分に可能性を見出し、この作品ではそんな場面にぴったりと嵌(はま)るような音作りをするという意図でアイデアが練り上げられていきました。
また、コンピレーションならではの持ち味として、それぞれの楽曲が持つ世界観が一つの作品として集約された際の相乗効果も楽しめ、こういったグラデーションもじっくりと時間をかけて楽しむ大きな要素となります。
偏に、「聴きやすさ」、「覚えやすさ」、そして「聴いて感じる心地良さ」というのは個々としての色合いが強く、そのバランスを保つのが難しいものです。本作ではこの一枚を通して、その移ろいを楽しむ為に制作されたと言えるでしょう。
ソファに寝転がって聴くのも良し、ゆったり座って流すのも良し、また改まってしっかり聴き込んでみるのも良いでしょう。
この作品を通して、リスナーが各々のスタイルで「くつろぐ」という行為を再確認し、最もリラックス出来る環境がどういう場面にあるのかを見つけることが出来れば幸いです。
そして、緻密に描き込まれたイラストレーター・zema氏のアートワークもまた必見です。一見変哲の無いように見えますが、実は要所にきめ細かい「くつろぎ」を演出しているので、楽曲を聴きながら手に取って眺めてみれば、自分らしい時間の使い方を発見する手助けになるはずです。